球体の家プロジェクト (アーティスト永岡大輔氏との共同制作)

球体の家 は、アーティスト永岡大輔による球体型の家を実現し、そこでの生活を検証するプロジェクトです。
このプロジェクトの目的は、一本の線を引くこと。絵を描く者として、これまでにない線を引くにはどうすればよいのか、すなわち生活そのもの、生きることそのものを表す線を引くにはどうすればよいのか — その答えを求めた結果、このプロジェクトに辿り着きました。もし私たちの住む家が「球」であったなら、住人が動くたび、家は緩やかに回転します。食事をしたり、笑ったり、喧嘩をしたり、寝返りを打ったり。そんな日々の営みが家を転がします。そこに生きた事実が、回転となり、痕跡となり、大地に線を描くのです。

回転と痕跡 : 球体の家 2017-2021年
会場:新宿眼科画廊(東京)
制作年 : 2021

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2020|山のかたち
会場:東北芸術工科大学
制作年 : 2020 ※新型コロナウイルス蔓延により発表延期

The future is in nature - 未来は自然の中にある -
会場:ルオムの森・百年の洋館(北軽井沢)
制作年 : 2020
client : 永岡大輔